いよいよお城の中へ!
外観だけでも十分うっとりだったけれど、中に一歩足を踏み入れると、まるで物語の世界に迷い込んだかのよう。
日本語のオーディオガイドを片手に、ルートヴィヒ2世のこだわりが詰まった空間をじっくり楽しんできました!


🏰 ノイシュバンシュタイン城とは?──王の夢が形になった場所
ノイシュバンシュタイン城は、19世紀後半にバイエルン国王ルートヴィヒ2世によって建てられました。
ルートヴィヒ2世は音楽と芸術をこよなく愛し、特に作曲家リヒャルト・ワーグナーの大ファンとして知られています。
彼は現実の政治から距離を置き、「自分だけの理想の中世騎士物語の世界」を城として表現したかったのだそう。
1870年代に建設が始まったこの城は、当時の最新技術(電気ベルや温水設備など)を取り入れながらも、見た目はまるで中世の騎士伝説の世界そのもの。
しかし、ルートヴィヒ2世は城の完成を見ることなく、1886年に謎の死を遂げてしまいます。
その後、ノイシュバンシュタイン城は一般公開され、
いまや年間150万人以上が訪れる世界的な観光名所となりました。
外観だけでなく、内部の豪華絢爛な装飾や王のこだわりが詰まった世界観も必見です。
🧚♂️ 王の夢がそのまま建築物として現れたような、不思議な美しさが漂う場所です。


🚪ノイシュバンシュタイン城内部へ潜入
夢にまで見たノイシュバンシュタイン城の内部見学。
日本語のオーディオガイドを受け取り、時間通りにグループツアーがスタートします。
中は写真撮影NGですが、それでも心のシャッターは連写モード📸
特に感動したのは、未完成ながらも壮麗な「玉座の間」。金色のモザイクとシャンデリアに囲まれた空間は、まるで天上の世界…!でも実は、玉座は最後まで設置されなかったという、ちょっと切ない逸話も。
そして「歌人の間」では、ルートヴィヒ2世の芸術愛がこれでもかと詰め込まれていて、まるでオペラの舞台。
ワーグナーの世界観がそのまま建物になったような、不思議な感動に包まれました。



📸 絶対に立ち寄りたい!おすすめビューポイント
城の内部とあわせて楽しみたいのが、その美しい外観。
特に以下の3スポットは外せません!
① マリエン橋(Marienbrücke)
ノイシュバンシュタイン城の絶景を一望できる人気スポット。
崖の上にそびえるお城の姿は、まさに絵画のよう。
午前中は逆光になりにくく、比較的人も少なめでおすすめ!
私たちは、夕方頃に行ったのですが、長蛇の列で20分弱並びました、、
帰りのバス、電車の時間が迫っていたので大焦りでした。💦

ただ、写真好きの方やSNS投稿を考えている方は、必ず訪れるべきポイント!
ここからの景色を見るまで、ノイシュバンシュタイン城を見たとは言えないとまで言えるかもしれません。。

② アルプ湖(Alpsee)
フッセン駅から歩く道中に立ち寄った静かな湖。
澄んだ水面に映る山々の景色がとにかく美しい。
観光客も少なく、穴場的な癒やしスポットです。

③ チケットセンター〜城へ登る途中
坂を上っていく途中に、振り返ればノイシュバンシュタイン城の全貌が見える場所も。
木々の隙間から見える姿もまた、違った趣があって印象的です。

🚌 帰りはバスでフッセン駅まで
見学を終えたあとは、チケットセンター近くのバス停からシャトルバスでフッセン駅へ(約10分)。
歩くのも楽しいですが、帰りは疲れているのでバスがおすすめ。
特に電車の本数が限られているので、時刻表を確認して余裕を持った行動を!
✅ バスは30分に1本程度(時期によって変動あり)
✅ フッセン駅からミュンヘン中央駅へは、バイエルンチケットで乗車可能

🚃 旅の終わりに
こうして、おとぎ話のようなノイシュバンシュタイン城の旅が終了。
ルートヴィヒ2世の夢と孤独が詰まった美しい城は、写真では伝えきれない感動をくれました。
📌 情報まとめ
- アクセス: バイエルンチケットでミュンヘン→フッセンへ
- チケット予約: 公式サイトからの事前予約推奨
- 内部見学: 約30分、日本語ガイドあり、写真撮影不可
- おすすめ: マリエン橋・アルプ湖・登り道からの風景
- 帰り: バスでフッセン駅へ、電車でミュンヘンへ
さて、実はこの旅、ノイシュバンシュタイン城がメインではないんです。
私たちの本当の目的は、夢に見たチャンピオンズリーグ決勝観戦!!⚽
次回は、貴重な現地観戦の様子をお届けします!お楽しみに!
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