🏰憧れのモンサンミッシェル|絶対に外せない見どころ&グルメ【モンサンミッシェル→サンマロ旅②】【2025年最新】

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パリからTGVとバスを乗り継ぎ、ついに憧れのモンサンミッシェルに到着!

今回はモンサンミッシェル手前のバス停留所から島まで、無料シャトルバスをあえて使わず、景色を楽しむために徒歩で向かいました
実際に歩いた様子と、島内の見どころ、絶対に外せないグルメ情報をお届けします。

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🚶‍♂️徒歩で島へ!絶景散歩道を堪能

モンサンミッシェルへの無料シャトルバスも便利ですが、今回は徒歩でのんびり向かうことにしました。
バス停留所からモンサンミッシェル島までは、ゆっくり歩いて約30〜40分ほど。

潮風を感じながら、目の前で徐々に大きくなるモンサンミッシェルを眺められます。
歩きながら写真撮影を楽しめるので、時間に余裕がある方には徒歩ルートがおすすめですよ!

そしてなんと左右に広がる広大な土地には羊がたくさん!
毎年春から秋にかけて羊が放牧されているようです。
羊たちが草原で過ごすなごやかな風景も楽しむことができます🐑


🏰 モンサンミッシェルの簡単な歴史

モンサンミッシェルの起源は8世紀。アヴランシュの司教オベールの夢に大天使ミカエルが現れ、「この岩山に聖堂を建てよ」と告げたことが始まりだと伝えられています。

その後、11世紀には本格的な修道院が建設され、巡礼の聖地としてヨーロッパ中から信者が訪れるようになりました。
さらに百年戦争の時代には、難攻不落の要塞としても活躍。海に囲まれた地形が敵の侵入を防ぎ、フランスの誇る防衛拠点となった歴史もあります。

そして意外かもしれませんが、フランス革命以降の18〜19世紀には、この修道院は「監獄」として使われていた時期もあります
信仰の場から一転、政治犯や囚人を収容する場所となり、内部の滑車を使って囚人たちが物資を運ぶ労働に従事していたのです。

時代と共に「聖なる島」がたどった数奇な運命は、モンサンミッシェルという場所の奥深さを物語っています。

こうした長い歴史を背景に、1979年にはユネスコ世界遺産に登録され、今では世界中の人々が訪れるフランス屈指の観光名所となりました。


🏝 島内に到着!見どころ&おすすめスポット紹介

① モンサンミッシェル修道院

島内観光のメイン、世界遺産の修道院は必見スポット。
内部はまるで中世にタイムスリップしたような美しさです!

🎟 修道院チケット入手方法(重要!)

修道院への入場は混雑回避のため事前予約が強くおすすめです。
予約は公式サイトからオンラインで簡単にできます。

※当日チケットも購入できますが、ピーク時は長時間並ぶ可能性があります。事前予約が断然スムーズです。

② 静寂に包まれる中庭

修道院の中で、ひときわ印象的だったのがこちらの中庭と回廊
石畳の小道に囲まれた芝生の庭を中心に、四方をアーチ状の柱が連なる回廊がぐるりと囲んでいます。

この中庭は、かつて修道士たちが静かに祈り、思索を巡らせる場として使われていた神聖な空間。
観光客のざわめきも自然と遠のき、ここだけ時間が止まっているかのような静けさに包まれていました。

見上げるとゴシック様式の礼拝堂がそびえ、下を向けば丸石の敷かれた小道。
一歩ごとに中世の空気を感じられる、まさに“修道院の心”とも言える場所です。

③修道院内部で目を引く「巨大な滑車」⚙️

個人的に印象的だったのがこちらの大滑車。大きな木製の滑車装置です。
これは15世紀に設置されたもので、かつて修道院内に物資を引き上げるために使われていた実物です。

人が中に入って、ハムスターの回し車のように歩くことでロープを巻き取り、
下から荷物を上階へと運んでいました。

さらに驚くべきは、18〜19世紀に修道院が監獄として使われていた時代、囚人たちがこの滑車を動かす労働をさせられていたということ。

修道士の祈りの場だった空間が、時代によって牢獄に姿を変え、
今もその名残を静かに伝えている――そんな歴史の重みを感じさせる展示の一つです。


🌊 潮の満ち引きで表情を変える幻想の風景

モンサンミッシェルの魅力は、建物の美しさだけでなく、潮の満ち引きによって劇的に変化する景色にもあります。

特に注目すべきは、この地域がヨーロッパ最大級の潮差を誇るエリアだということ。
なんと、満潮と干潮の水位差は最大で15メートル近くにもなるそうです。

満潮時には、モンサンミッシェルが海にぽっかりと浮かぶ“孤島”のように見え、まさに神秘的な姿。
一方、干潮になると、周囲の海水が引いて一面が広大な砂地に。まるでお城が大地にそびえているかのような迫力ある風景に変わります。

同じ場所に立っているのに、時間帯によってまったく違う景色が楽しめるのは、モンサンミッシェルならでは。

訪れる前に潮見表(marée)をチェックしておくと、干潮時に徒歩で近づいたり、満潮時の幻想的な写真を狙ったりと、より印象的な体験ができますよ!!

モンサンミッシェル潮見表

📷:干潮時


🍳 モンサンミッシェル名物オムレツ、今回は島外でいただきました!

モンサンミッシェル名物といえば、あの“ふわっふわ”のオムレツ。
本場の「ラ・メール・プラール」は観光客で混雑していたこともあり、今回は対岸にあるホテルレストラン「Relais Saint-Michel(ルレ・サン・ミッシェル)」でいただきました。

注文したのは、名物のスフレオムレツ風の一皿
ふんわりと焼き上げられた見た目はしっかり再現されていて、カットすると中からしゅわっと音が聞こえるほど軽やかな食感!
味付けはかなりあっさりめで、塩気やバター感は控えめ。添えられたサラダの酸味と一緒に食べるとバランスがちょうど良くなりました。

「名物にトライしたいけど、行列や混雑を避けたい…」という方には、こうした選択肢もありかもしれません。

📸 実際にいただいたオムレツはこちら!



📌実際に訪れた感想・アドバイスまとめ

  • 徒歩ルートならモンサンミッシェルの絶景を満喫できるのでおすすめ
  • 修道院は公式サイトから事前予約すると待ち時間なくスムーズ
  • 島内レストランはランチのピーク時(12時〜14時頃)は混雑するので、時間をずらすのが◎
  • お土産ショップは帰り道にゆっくり見るのがおすすめ

💡次回予告:「モンサンミッシェル→サンマロへの移動方法と街歩き」

次回は、モンサンミッシェルからサンマロ(Saint-Malo)へ移動する方法と、サンマロ旧市街の散策レポートをお届けします。
美しい港町での街歩きとグルメ情報をお楽しみに🏖✨

次回もぜひご覧ください!

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