🌊 海に浮かぶ城塞都市、サン・マロを歩く|モンサンミッシェルからの寄り道旅【モンサンミッシェル→サンマロ旅③】

スポンサーリンク
旅行
スポンサーリンク

モンサンミッシェルを後にして向かったのは、ブルターニュ地方の港町「サン・マロ(Saint-Malo)
モンサンミッシェルからバスで一本で行けるので、是非ともセットで訪れてほしい素敵な港町の様子を今回はお届けします!

スポンサーリンク


🚌 モンサンミッシェルからサン・マロへ、海風を感じる大人旅

モンサンミッシェルを後にして向かったのは、ブルターニュ地方の港町「サン・マロ(Saint-Malo)」。
今回は、モンサンミッシェルから出ている直通バスを利用して移動しました。

出発地は、レンヌ駅からモンサンミッシェルへのバスで降りたバス停と同じ場所です。
チケット購入も同じサイトからできるのでご参照ください。(Keolis Armor公式サイト)

所要時間は約1時間10分。途中はゆるやかな丘や田園地帯を抜け、どこまでも広がる空と牧草地の美しい景色が広がります。揺れも少なく、心地よい移動でした。

バスが停車したのは旧市街のすぐ近く。石畳の通りを抜けて数分歩くと、どっしりとした城壁に囲まれたサン・マロの町が目の前に現れます。


📜 サン・マロってどんな町?

サン・マロは、かつて“私掠船(しりゃくせん)”の港町として栄えた歴史ある海の要塞都市。フランス王室からの許可を得て、敵国の船を略奪する「公認海賊」が活躍した街として知られています。

第二次世界大戦では激しい空爆によってほとんどが破壊されましたが、その後元の石造りの街並みを忠実に復元。現在では「復活した中世の街」として、多くの観光客を惹きつけています。

Netflixシリーズのドラマ「All the Light We Cannot See(すべての見えない光)」の舞台となっており、私はそれを見てからサンマロの虜になりました。


🌊 ヨーロッパ最大級の潮差を体感!

サン・マロ周辺の海域は、ヨーロッパでも最大級の潮差(最大で約13メートル!)を誇ることで有名です。

朝と夕方でまったく異なる景色が見られ、満潮時には島が浮かび、干潮時には広大な干潟が広がる。この自然の変化は、眺めているだけでも感動的でした。

📷:満潮時                    📷:干潮時

🧱 城壁の上をぐるっと一周散歩

サン・マロの一番の魅力は、旧市街を囲む城壁の上を歩けること
無料で自由に出入りできるこの城壁は、ぐるりと一周できるようになっており、どこを歩いても絶景が広がります。

城壁の上からは、エメラルドグリーンの海と砂浜、そして沖に浮かぶ小島まで見渡すことができます。
浜近くには、入江のように覆われたエリアがあり、干潮時には飛び込み台が現れます。
勇気ある子供たちが多く並んでいました。🌊

城壁一周どの角度から見ても絵になるので、写真好きにはたまらないエリアです📸


🏝 グラン・ベ島とプティ・ベ島へ

干潮の時間になると、旧市街の前の浜辺にぽっかりと道が現れます
その先にあるのが「グラン・ベ島(Grand Bé)」と「プティ・ベ島(Petit Bé)」。

グラン・ベ島には、フランスの文豪シャトーブリアンの墓があり、静かに海を見つめるように佇んでいます。プティ・ベ島には小さな砦があり、かつてこの海域を守るために築かれた防衛施設だったそう。

これらの島へは干潮時にだけ徒歩で渡れるため、タイミングを逃すと行けません。海に飲まれないよう、戻り時間には要注意!


🍴 ランチは港町らしく、ゆったりと

ランチは城壁上にあるLe Corps de Gardeで、名物のガレットとシードル(りんごのお酒)を注文。
美しい海の景色をながら落ち着いた雰囲気の中でゆったり食事を楽しめました。

食後は、海沿いのカフェでのんびりコーヒータイム。モンサンミッシェルとはまた違う、“暮らすように過ごせる空気感”がサン・マロの魅力だと感じました。


🛏 サン・マロでの1泊は旅に余白を与えてくれた

今回はサン・マロに1泊し、夕暮れの海やライトアップされた城壁の景色をじっくり楽しむことができました。

日中は観光客で賑わっていた旧市街も、夜になると静けさを取り戻し、
海風の音と遠くの灯台の明かりに包まれて過ごすひとときは、とても特別でした。

喧騒から離れ、時間の流れに身をゆだねるような、大人のための寄り道旅でした。

👀 あわせて読みたい

コメント

タイトルとURLをコピーしました